トラックドライバー求人での注意点
保険と手取りの金額に注意すること
トラックドライバーとして働くための募集要項を確認する場合、前もって額面と手取りの確認をしておくことが必要です。額面と書かれている場合はその後保険料や税金などが差し引かれてしまうため、それよりも手取り額は低いことを理解して応募しましょう。 また、保険の種類について明記されていない場合、保険の種類について確認することも忘れないでください。加入できる保険の種類がどれになるのかを明記していない企業の場合、ほかの企業なら加入できるものに加入できない可能性があるからです。一般的に加入できる保険となるのは、雇用・労災・厚生年金・健康の4つです。すべての企業で雇用と労災には加入しなければなりません。しかし、厚生年金や健康の場合、勤務時間や日数によって加入が不可能となる場合があります。加入の可否は面接時に確認しましょう。
手数料と休日の内容の確認も忘れないこと
トラックの種類によっては、給料形態が完全出来高制となることも珍しくありません。特に軽貨物の場合完全出来高制を採用している企業は多く、配達した荷物の個数がドライバーの収入となります。基本的に配達した荷物の売り上げから手数料を差し引いた金額をドライバーの給料としますが、就職する前に各種手数料について確認しないとトラブルとなる可能性は高いです。 一般的に手数料の相場は1割から2割ほどとされていますが、「加入していない保険料」や「無線機器の使用料」など差し引く必要のない金額を差し引いている悪徳企業もあります。面接時にどんな手数料を差し引くのかを確認し、納得して働くことが必要です。 なお、トラックドライバーの業務内容は、非常にハードなものとなっています。短時間で定められた量の荷物を配達しなければならないからです。体を休めるための休日や勤務時間を面接時に確認することも、無理せず働くために必要です。
運送業の求人は、ドライバーの他、運行管理者やフォークリフトの作業員、事務員などがあり、会社によっては社内で免許や資格を取得して他の職種に移ることも可能です。